先日大工さんを廃業された方からお問合せを頂きました。
年齢的な理由で後継者もおらずという話を伺って心に感ずるものがありました。
「年式が古いからね・・・」と電動工具を見せていただきましたが、
お買取できるお品物で、しっかりお買取り金をお渡しすることができて良かったと感じます。
今回お伺いしたお客様だけでなく
様々な理由で事業をたたまざるを得ない方からの
お問い合わせを数ヶ月ごとに頂きます。
我々に出来ることはお品物を買い取りさせていただくことだけかもしれませんが、
お品物をきちんと査定させていただき、お買取金をお渡しすること。
そしてそのお品物が次の方に渡る橋渡しをさせていただくことで
少しでもお客様の気持ちを繋げていければと感じました。
少し調べてみたところ2021年3月の日経さんの記事では、
新潟県の後継者不在率が2011年以降で最低となったと発表されていました。
出店:https://www.nico.or.jp/hikitsugi/succession/
たとえ黒字であっても後継者不足による将来的な廃業を検討されている経営者の方が多いともありました。
今の世の中で次の世代に事業を繋いでいくことの難しさを感じます。
必ずしも解決策となるわけではありませんが、
廃業では無く「継承」することで事業を継続させていく特組もあるようです。
官民それぞれこのような取り組みが広がり、
せっかく培われたノウハウや繋がりが失われない状況になることを願いたいです。